ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「JAPANESE CRAFT GIN 熊野(熊野 ジン)」 古道・・・鼓動

 「紀州熊野蒸溜所(きしゅうくまのじょうりうしょ)」この響きだけでもジンと来るのに、alc.53%でポイント倍増、ジンジンです。和歌山県らしいクラフトジンがコンセプト、ボタニカルは基本「和歌山県産」。

  南高梅、柚子、温州みかん、すだち、ぶどう山椒、真妻わさび、生姜、自社製の梅酒を含む19種類とか、まさに和歌山です。榊(さかき)や吉野杉も入ってる?、じゃばらや三宝柑といった柑橘も?、和歌山はすごい

 飲みました。薬草系ジン・・・、ですが、かなり複雑。「ほんのり」としたところもあるけれど、尖った刺激もある。熊野古道の道すがら、広葉樹、照葉樹、針葉樹など、多様な樹種が混在し神秘的な多様性を演出している。

 このジンの複雑さ、まさに神がかり。さらに栓にも描かれる熊野の八咫烏(やたがらす)、そんな神話の世界を閉じ込めているようなジン、「ありがたい」・・・ と拝んでしまいそう。ゆっくりと熊野古道を歩む、奥深い世界でした