日本のジン
愛媛県、温州ミカンのほかに中晩柑類が40種類以上あると言う。温州の生産量は2~3位だが、柑橘の品目数はダントツで1位。色々な柑橘が次々と採れる愛媛県、北国の者としては(アグリ)カルチャーショック、うらやましい。 年末から5月に登場する「中晩柑…
裏ラベルには、「牧野富太郎 生誕100年 記念ボトル」とある。牧野先生の植物図鑑、お世話になりました。先生の「すごさ」をこんなチャらいブログで紹介するのはおこがましい。2023年春の朝ドラ「らんまん」を期待したい(神木隆之介さん主演)。 「日本植物…
福岡県八女市の「喜多屋」、日本酒の老舗蔵元ではあるが、発泡性清酒の開発や海外展開、さらに、焼酎など様々な酒作りにもチャレンジしている。その中で、焼酎の醸造技術を駆使して作られたのがこの「喜多屋 クラフトジン」。 八女市にちなんで、8つのボタ…
以前、「No.00」を紹介した(下記)。「No.01」に付帯しているパンフレットには「00から01へ 全ての製造方法を一新 辺塚だいだいを濃縮した香り高き「JIN7 series01」」とある。 ところで、ラベルから下に垂れている白いピラピラ、どこかで見たような・・・。 …
直近で「苺の飴」を使ったカクテル擬きを紹介した。が、今回はまっとうな苺のクラフトジン。 KOMASA GINには、桜島小みかん(下記)、ほうじ茶と、苺の3種類がある。苺は一番新しい。なぜ、ラベルが苺色では無いのか?。苺色にしたら、苺の図柄が目立たなく…
直前のブログ「LASTジン ELEGANT」(下記)に続く「LASTジン MODEST」の紹介です(一緒に見て頂くと話が通じます)。製造しているのは「千代むすび酒造」ですが、このLASTを企画したのは「エシカル・スピリッツ株式会社」。 エシカル(ethical)=「倫理的」…
ラベルには色々なネーミングがちりばめられている。「LAST」「千代むすび」「真澄」「EPISODO 0」「ELEGANT」。「千代むすび」は鳥取の醸造元「千代むすび酒造」、ここのHPから、このジンの正式名称は「LASTジン ELEGANT」と言うことがわかった。 「千代むす…
中国醸造(広島)の【桜尾ジン】には、「オリジナル」(下記)、「リミッテッド」と、この「ハマゴウ」の3種類がある。名前の通り、ボタニカルに「ハマゴウ」を使っている。廿日市市桜尾1-12-1は、中国醸造の住所。 ハマゴウは、北海道以南の砂浜などに自生…
和歌山県の酒類製造販売企業「中野BC」のスピリッツ。「中野 BC」には、香り高きコウヤマキを使用した「槙(こずえ)-KOZUE-」、柑橘の香る「香立(こだち)-KODACHI-」の2種類のクラフトジンある。「香雪」はジュニパーを使っていないので、厳密にはジンで…
トラ年の初めに紹介するジンは「虎ノ門蒸留所」のクラフトジン。この蒸留所、名前の通り東京に位置する都市型蒸留所。居酒屋「酒食堂 虎ノ門蒸留所」としても営業している。コンセプトは「ジンを通して東京の魅力を発信する場所」。 ちょいと説明するのは面…
クラフトジン「和美人」は、薩摩の「本坊酒造」で造られている(下記)。今回の「和美人 -武蔵-」 は、「武蔵屋(下記)」が、求めるジンを体現するため、「本坊酒造」に託した限定品。以上は私の想像です。 「和美人」が地元のボタニカルを使っているのに…
飲みました、90%レモンです。このボトルに檸檬が何個入っているのか?。そのほかのボタニカルは、ジュニパーベリーと緑茶と言うことなので、これが10%。そんな超【レモン】感覚のクラフトジンです。 広島・呉の日本酒「千福」を手がける「(株)三宅本店」が…
北海道の「紅櫻蒸溜所」。かなり個性的なクラフトジンを展開している。「紅櫻蒸溜所」については、下記を見て頂くとして、今回のレシピNo.0825は、【2019ウイビアメッセin京都 限定商品】。 通販の「アラジン」、時々「クラフトジン福袋」を実施しており、7…
羽田空港内の「とある」バー、秋田への最終便を前にグラスを傾けるシルバーな男性。仕事なのか?、趣味で上京?、孫にでも会ってきたのか?、穏やかな表情で3杯目。手には「ナイトトラベラー ジン」ベースのカクテル。夢心地のフライトになりそう。 たぶん…
飲んでみる。区分としては、薬草系のクラフトジン。やや苦みのある薬臭さと日本酒系?の甘さ。薬草系としては比較的飲みやすく、美味しい、体にも良さそう(たぶん)。薬草系のジン、紹介する機会も多く、ひとつのジャンルとして成り立っている(ヤソジンと…
株式会社「越後薬草」のクラフトジン。会社名からして凄そう。今回の銘柄は103ですが、(ネットでは)80とか104とか70とか00とか・・・、また、ジン以外のYASOスピリッツなど、色々な波及商品があるらしい。会社HPも含め、全体像を探したが良くわからない(間違…
「泡盛」をベーススピリッツとする沖縄のクラフトジン。「まさひろ」、「オリジン」(下記)など、私の中で沖縄のジンは極めて評価が高い。ラベルの赤い星、「オリオン ビール」を想い起こす。このジンの製造元「石川酒造場」は、オリオンともつながりがある…
2020年の「東京ウイスキー&スピリッツコンぺティション(TWSC)」で【金賞】を受賞している。TWSCは、世界のウイスキーとスピリッツを審査する日本で唯一の品評会で、2019年に第1回が開催されている。第2回の大会で受賞したと言うことになる。 ちなみに、2…
「ひのほ」でなく「ほのほ」。北海道は積丹半島、半島の「活性化」をきっかけとして開発されたクラフトジン。このジンの物語については、公式HPなど(下記)を見て頂きたい。名前の由来(なぜ、ほのほ?)、さらにあまりにも壮大な構想と熱き想い、ここで簡…
あの京都の蔵元「黄桜」が送り出したクラフトジン。日本のジンの多くは、焼酎など、蒸留酒系メーカーの参入事例が多い。日本酒好きとしては、飲まない訳にはいかない。ラベルも鮮やかで雰囲気にも惹かれる(写真で表現しづらい)。 ボタニカルは、社名ともな…
茶神の3本(種類)目。ラベルに記されている説明書きには、【仄かに香るジャスミンの優しい雰囲気。茶葉の苦みも効いています】とある。原材料は、ジャスミン茶(鹿児島産)、ジュニパーベリー、コリアンダー、醸造用アルコール、本格麦焼酎、はちみつ。 こ…
茶神の2本(種類)目。ラベルに記されている説明書きには、【仰天のスモーク感と滋味に心震える京都名物・炒り番茶のジン】とある。原材料は、番茶(京都府産)、ジュニパーベリー、コリアンダー、醸造用アルコール、麦焼酎、黒糖。 「ノ貫」、千利休と同時…
「茶神」の1本目。ラベルに記されている説明書きをそのまま転記。【アールグレイの優雅な香りと濃厚なコク。蒸留の際に用いるのではなく、浸漬抽出することで茶葉の香味成分を余すところなく遷(うつ)し取った特製の茶ジンです】 原材料には、紅茶(佐賀県…
このジンには、いくつかの「伏線」がある。まず、数ヶ月前、クラウドファンディングに投資?していて、忘れた頃に届けられた品。たぶん、飲んでいるときに気持ちが大きくなり、申し込んだ。のだが、無意識に忘れていた。これ認知症?、ジン痴症!。 次に、こ…
福岡の老舗蔵元「朝倉」のクラフトジン。ボタニカルはシンプル、(ジュニパー以外は)、ペパーミント、レモングラス、と緑茶だけ。「福岡発のクラフトジンでみんなを笑顔にしたい!」、「こだわりの爽やか柑橘系クラフトジン」がキャッチコピー。 地域発のク…
ジュニパーベリー以外のボタニカルは6種類だが、ちょっとユニーク。海藻のあおさ(伊勢志摩産)、伊勢茶のほうじ茶、ミツバ、柚子、梅、生姜。よく使われる品もあるが、この組み合わせは画期的だ。あおさと柚子?、ミツバと梅?、ほうじ茶と生姜?、どうな…
和歌山県の酒類製造販売企業「中野BC」が手がけるクラフトジン。「中野 BC」では、このほかに香り高きコウヤマキを使用した「槙-KOZUE-」ジンがあり(下記)、また、ご当地の梅を使った「香雪-KAYUKI-」もある(これはスピリッツの区分)。 この「香立(こだ…
沖縄の「まさひろ」ジン、現在のラインナップは、① 元祖(レシピ01)、② バーテンダースバッチ2019、③ レシピ02、と今回紹介する ④ バーテンダースバッチ2020でしょうか。バーテン監修の2020バージョン。 「まさひろ」ジン、これまでも書き記(しるし)た様…
宮崎県で150年近く焼酎を造り続けてきた「黒木本店」の別屋(分家)、「尾鈴山蒸留所」が2020年に販売したクラフトジン。黒木本店は「百年の沈黙」、尾鈴山蒸留所は「山ねこ」など、人気の焼酎の蔵元として知られている。 ベーススピリッツは「山ねこ」のみ…
オエノングループの合同酒精が「ネプチューン」シリーズとして出しているジン。ネプチューンは、【国産 製菓用 洋酒】ブランドとして設定されており、ラム酒やブランデーなど多様なラインナップとなっている。オエノンは、さらに、海外輸入の菓子用の洋酒ブ…