2020-01-01から1年間の記事一覧
クラフトジン、少量生産と言うこともあり、高価なものも多い。そんな中、500mlではあるものの1,500円程度で購入できるジンはありがたい。尾張清須市の「愛知 クラフトジ キヨス」、なんか安心して飲める。貧乏性です。 日本酒や焼酎などを製造する「清洲桜醸…
紅茶花伝(コカ・コーラ)のオレンジティーを飲んでいたら、すごく親近感というか「ジン近感」を感じた。渋みの中にオレンジの香り、この味はいつか・・・(デジャブ)、クラフトジンで感じたあの味だ(アルコール入っていないのに)。 と言うことで、紅茶花…
ベルギーのジン。ベルギーはジェネバ(元祖ジン)の産地で、創業家の‘フィラー’も当初はジェネバの生産をしていた(らしい)。このドライジンが誕生したのが90年以上前の1928年というから、これをクラフトジンと呼んで良いのか?。 ただ、飲んでもわかるが、…
「スロージン」のことや、スロー(西洋スモモ)については、「ロクストンスロージン」の記事を見ていただきたい(下記)。今回は、大御所ゴードンのスロージン、イングランドの「スロージン」文化、なかなか奥が深そう。 かつて、西洋スモモの果実をジンに漬…
130年の伝統を持つ小正醸造による、「米焼酎」ベースのクラフトジン。ボタニカルは、ジュニパーベリー、桜島小みかん、コリアンダーとシンプル(3種類だけ?)。メインボタニカルは、もちろん「桜島小みかん」。 桜島で育つ小さなこの「みかん」、芳醇な香…
2020年1月初版、きたおか ろっき著、279pp, 税別2600円。ジンとは?から始まって、楽しみ方、歴史、蒸留所案内、クラフトジンとは?、カクテル、料理とのペアリング、銘柄紹介・・・、とても読みやすいジンの百科事典です。 内容はともかく、著者にびっくり…
エレファントなのにドイツのクラフトジン、しかも、ロンドンドライジン。マニアックですね~。壮大なストーリーのあるジンで、語っていたら(所詮コピペですが)キリがないので、それなりのネット情報などをご覧ください(ここなど)。 要約すると・・・象牙…
ブログに掲載しようか?悩みました。なぜか① 結果から言うと、美味しくなかった。先に試したレモンの【づけジン】や、柑橘のフレーバージンもしっくり来ない中で、またまた、がっかり。今回は起死回生と思ったのに。 なぜか② オレンジだと思ったのに、オレン…
「キュロ ナプエ」を1年以上前に紹介した。今回は「キュロ コスクエ」。「ナプエ」をオークの新しい樽で3ヶ月熟成させたもの。ただ、ボタニカル組成も若干変えているとのこと。シーバックソーンとバーチをブラックペッパーとオレンジピールに。 最近、ほか…
先に「ブルームスバリー フレーバージン オレンジ」を紹介したが、今回はその「レモン」版。ブルームスバリーについては、オレンジの所で書いたので省略。風味なども「オレンジ」→「レモン」と書き換えればほぼ問題無い。 オレンジと同様に、「甘い」。スト…
ボタニカルとしてレモン系の柑橘が使われたり、カクテルの素材や添え物として使われたり、ジンにとってレモンは無くてはならない代物である。【づけジン】でも、相性が良いことだろう。防かび剤を使っていない広島産のレモンを使ってみた。 バートンジン100m…
ジンの種類は、①(ロンドン)ドライジン、②ジェネバ(系)、③シュタインへーガー(系)、④オールドトムジン(系)、これに、⑤スロージンを入れることもある。昨今のクラフトジンは多種多様で、別扱いにする方が良いのかもしれない。 それは別として、今回は…
ジンのボタニカルに、ハーブや香辛料が使われることも多い。しからば、「ケッパー(ケイパー)」はどうなのか?。ちょっと検索しただけでは、ケッパーをボタニカルとするジンは見つからない。ちょっと毛色の変わった香辛料だからか? ケッパーは、地中海沿岸…
同じ泡盛ベースの「まさひろオキナワジン」と比べて、ピリッとスパイシーだ。また、後味に甘味を感じる、パイナップルか。沖縄、瑞穂酒造のクラフトジン。なんとも垢抜けたデザイン。ラベル裏には10種類のボタニカルが描かれている。 ベースボタニカルの西表…
東京に行って、庭先の夏みかんに感激するのは北国の人間である(証拠)。縁あって、送って頂けるようになったが、その酸っぱさにも驚いた。それでも、一冬過ぎると、ほかの柑橘では味わえない爽やかさが楽しみでもある。 柑橘は、ボタニカルで多用されるよう…
「ブルームスバリー(ベリー)」地区は、ロンドン中心部カムデン・ロンドン特別区にあり、近くには大英博物館などもある。歴史あるロンドンドライジンのメーカーも多く、ジンの聖地とも言われる。その聖地で造られるフレーバージン。 非常にオーソドックス。…
現在、酒「自粛」中。そこで入手したのが、国産「ノンアルコール ジン」。裏ラベルの品名は:清涼飲料水(ボタニカルウオーター)、原材料は:バラ、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、カルダモン、ラベンダー。ジンのボタニカル達だ。 事前にネットで…
先に紹介したスタンダード40%を遙かに凌ぐ60%。ジンとしては最高であるが、ウオッカ(Max 96%)やアブサン(89.9%)と比べると、60%は「ヤワ」かもしれない。が、ストレートで吞むには危険。ちなみにテキーラは法律で55%までとなっているらしい。 危険…
ブラックウッズ蒸留所、スコットランドのシェットランド諸島発のジン。本土からはるか離れた北緯60度。稚内が45度だから相当の寒地だ。ブラックウッズジンには、alc.60%という強者がある(写真右奥)、これは後日紹介するとして、今回はalc.40%。 ラベルに「…
ドイツ在来のシュタインへーガー系のジン、これまでに「シュリヒテ シュタインへーガー」と「シンケンヘイガー」を紹介した。地元では、様様な銘柄があるのだろうけれど、私が入手できたのは、この2つだけ。 参考になるものを探していたら、先に紹介した「…
綺麗な赤のボトルだが、ジンが赤いわけではない。ガラスが紅い。撮影には苦労した。そのままでは、綺麗な赤色は表現できないし、鏡のように撮影者が写り込まれてしまう。しかし、プロの技術も、装置もない。 まず、写り込みは「エアープランツ」(紐のような…
太いゴムバンドが巻いてある。最初、梱包用の取り忘れ?程度に思っていたのだが、ラベルをおさえるための小道具とのこと。ただ、ラベルの端はちょこっと接着されている。いかにもクラフト(手作り)感。裏にはこのジンの由緒などが書かれている。 製造元のブ…
一度、ツイッターと連携(書いた記事をツイッターで紹介)させたのですが、その時、ツイッターアカウントを乗っ取られて、ひどい目にあいました。と言うことでビビっていたのですが、再チャレンジ。以下、ツイッターの紹介文です。 ブログ「ジンを楽しみ ジ…
「エンプレス1908 ジン 色気に惑わされ・・・」の中で、「このジンの、パフォーマンスは、トニックを加えると綺麗な「紫色」に変身するところ」と紹介した(下記)。最初の写真にあるように、インディゴブルーから綺麗な赤紫に化ける。 この変化は、pH(ピーエ…
ドイツのシュタインへーガー系のジン、シュタインへーガーについては「シュリヒテ シュタインへーガー」(下記)で紹介したので参照して頂きたい。ロンドンドライジンとジンの元祖ジェネバの中間的な味わい・・・など。 ドイツ語「シンケン」は「ハム」のこ…
写真:雪中「メジロ」と 「バスタブ ジン」 ★【づけジン】で遊ぶ 【づけジン】は。字のごとく、「もの」をジンに漬けるのですが、果実酒のように長期間漬けるのでなく、半日から1日、場合によっては、時間単位、長くても2~3日。そんな遊びです。全く公認…
芳樟は、クスノキの変種ともされ、極めて近縁の樹種である。クスノキからは、かつて防虫剤やセルロイド等に使われていた「樟脳(しょうのう)」が採油されるが、現在は合成も含めて、ほとんど作られていないらしい。 芳樟には、樟脳の含量が少なく相手にされ…
レモングラス、イネ科の植物ではあるが、レモンの香りのあるハーブとして、トムヤムクンなどのエスニック料理に使われる。ハーブは「香草」で、元々は、樹や実などは含まれないが、最近はそれ程厳密ではない。 パフュームジンの説明の中で、日本最古のハーブ…
鹿児島、お茶の生産量が静岡に次いで第2位。しかも、静岡が約40%で鹿児島が35%だから、堂々の2位だ。そして、知覧町を含む南九州市は、市町村単位の生産量では日本1位。知覧の緑茶は、その品質で他を寄せ付けない。 知覧茶、昭和初期はむしろ「紅茶」の…
大吟醸のフルーティーな香り、アロマ香りを主張するクラフトビール、フレーバーウォカやフレーバーウイスキー・・・香りが充満している。しかし、様様なボタニカルが様様な香りを生み出しているジン、香りはジンにお任せ下さい。 そして、「香り」を「お名前…