2021-01-01から1年間の記事一覧
「新スペック」になったと言っても、1年以上前かもしれない。ボトルやラベルが変わるのは良くあることだけれど、これだけの変身は珍しい。「満月」のバンパイヤだ。しかもウルフ。写真奥の旧ラベル(シックな装い、しかも幅広輪ゴムでおさえている、クラフト…
ロンドンドライタイプのジンですが、産地はアメリカ。サンフランシスコの観光名所ポトレロヒル(ゴールデンブリッジやアルカトラズがある)に位置する蒸留所「アンカー ディスティリング カンパニー」の小型銅製単式蒸留釜で蒸留されたクラフトジンジン。 ジ…
ジンと言えば「ジントニック」。そんなジントニックの業務用1.8リットルのペットボトル。これ1に、ソーダ2を加えると、手軽に「ジントニック」ができる!という優れもの。一般に「ジントニック」つくる場合・・・ ジンにトニックウオーターを2倍量ほど加…
エッフェル塔みたいなフランスのジン。フランスの(クラフト)ジン、コニャックやカルバドスをスピリッツベース(アルコール源)とするものが多い。このジンも著名なコニャックメーカー「フェラン」の造り。 ただ、スピリッツの原材料は、ブドウやリンゴでは…
タンカレーのサイドバージョン。ラングプールは、「ラングプールライム」をボタニカルとして使っていることに由来する。スダチより大きく、濃いオレンジ色で美味しそうに見えるが、強烈な酸味があるという。日本では「姫レモン」として僅かながら流通してい…
オールドトム(スタイル)のジンについては、これまでも何種類か紹介した。甘みを加えた庶民的なジンとして愛されている。オールドトムと言えば「猫」で、このジンのラベルにも(小さく)描かれている。猫の由来については、下記「ジンクス オールド トムジ…
沖縄の「まさひろ」ジン、現在のラインナップは、① 元祖(レシピ01)、② バーテンダースバッチ2019、③ レシピ02、と今回紹介する ④ バーテンダースバッチ2020でしょうか。バーテン監修の2020バージョン。 「まさひろ」ジン、これまでも書き記(しるし)た様…
南米コロンビアのジン。ラム酒の老舗「ディクタドール」社の以前の社長(いつの話?)が無類のジン好き(愛ジン家)で、イギリスに何度も行って作り上げたとか。ただ、社長の個人的な趣味感が強く、しばらくは世に出なかったが、近年、売り出しを図り、日本…
ボトルに大きく「こころ」の表記、封印にはダメ押しの「森の魂」。ところが、このジンのカテゴリーは「海外のジン」。ここには、ナチュラリストC・W ニコル氏が係わっている。自然に対する接し方だけで無く、社会(商売)とのつながり、ニコル氏のインパクト…
ブランデーの一種である「グラッパ」のメーカー「POLI(ポリ)」社が造ったクラフトジン。46は、ポリ社が46番地だったので、alc.濃度も46%にしましたという数字。イタリア、ヴェネト州は長靴の後ろの上にある「履く際の持ち手」付近。正式には、「プルスト…
沖縄のまさひろ酒造 (旧 比嘉酒造)、泡盛の歴史ある蔵元として知られる。私のブログでは、まさひろベースのクラフトジンを2銘柄を紹介し(下記)、ベストジンとしても取り上げ、自己評価はトップクラス。もう1銘柄も近日紹介予定だ。 そんな「まさひろ」…
このラベル、買うのをためらいますよね。ブラックデス(Black Death)、かつてその高い致死性から世界を震撼させた黒死病(ペスト)のこと。ブラックユーモアと言っても、コロナのこの時期、微妙な立ち位置のジンです。 「ブラックデス」ブランド、ジン以外…
本来「日本酒好き」で、当初「日本酒のブログ」にしよう!と考えたのですが、すでに多くのブログがあり、その中身も【恐れ入るもの】ばかりで断念しました。「宮水の華」も色々なブログ等で紹介されている(→ここ)ので、詳しくは割愛します。 「宮水(みや…
ベーススピリッツ(アルコール源)はブドウ100%、ボタニカルとしてトリュフ(カラハリトリュフ)を使用、しかも「南アフリカ産」という、最高に興味をそそられるジン。それ以外のボタニカルは、ジュニパーベリー、コリアンダー、アニスシード、カルダモン、…
「ジェネヴァ」タイプのジン、要するに【元祖ジン】である(下記の囲み参照)。そしてこのジン、「新しいスタイルのユニークなジュネヴァ」の肩書きを持つ。ボトルのデザインも、旧ジェネヴァの陶器スタイルとは違い、垢抜けている。 ホーフハウトのジンは、…
まずは、ボトルがクラフト、赤銅色に輝くイタリアのジン。先にも書いたが、呑み助にとって、不安を感じる「残量のわからない」形態。イタリアの蒸留酒「グラッパ(grappa)」の製造元である「ボッテガ」社が手がけたジン。 「グラッパ」は、ぶどうの絞り粕を発…
宮崎県で150年近く焼酎を造り続けてきた「黒木本店」の別屋(分家)、「尾鈴山蒸留所」が2020年に販売したクラフトジン。黒木本店は「百年の沈黙」、尾鈴山蒸留所は「山ねこ」など、人気の焼酎の蔵元として知られている。 ベーススピリッツは「山ねこ」のみ…
カナダの極北に近いラブラドール半島に位置するアンガヴァ地域のジン。樹木の生えない「ツンドラ」の地、住民の9割はイヌイット(エスキモー)の人たち。我が家のラブラドール犬に、「おまえの故郷だよ」と言いながら飲む。 地元の6種類のボタニカルを使用…
スペインのジン、しかも斬新なデザイン。この流れで行くと、甘めの「官能的で濃厚な刺激」を与えてくれるのかな?。このジン、日本での入手先が限られていて、楽天とかにはあまり出てこない。「やまや」さんルートで入手できると思う。 日本での紹介記事はほ…
オエノングループの合同酒精が「ネプチューン」シリーズとして出しているジン。ネプチューンは、【国産 製菓用 洋酒】ブランドとして設定されており、ラム酒やブランデーなど多様なラインナップとなっている。オエノンは、さらに、海外輸入の菓子用の洋酒ブ…
ウイスキーメーカーで知られる「オールド セント アンドリューズ」社(ゴルフボールを模したウイスキーボトルなど)が、2007年にオーバードライブしたクラフトジン。単に、彩りが綺麗で面白い、という「見た目」で購入したジンだったのだが・・・。 多くの賞を…
釣りに行って、釣れないことを「ボーズ(坊主)」と言う。何故ボーズと言うかは諸説あるようだ。魚の食い気(毛)が無い、儲け(もう毛)が無い、精進料理つながり(殺生しなかった)、「坊主めくり」(何にも無くなる)・・・など。 何で、こんな事をグダグダ…
スペインのクラフトジン、入手できる情報が少なく、ありきたりの紹介になってしまいそうです。ただ、私好みの「正統なのに面白い」タイプなので、できる範囲で拾っていきたいと思います。サンタマニアの訳は「聖なる熱狂」で、サンタは「聖」。サンタクロー…
岡山の宮下酒造で造られる焼酎ベースのクラフトジン。宮下酒造は「クラフトジン岡山」、多彩な日本酒、焼酎(米、麦)、ビール、さらにはウイスキーやウオッカなども送り出している。「匠バーテンダー家飲みカクテルシリーズ」なんてのもある。 このジン、瀬…
ジェネヴァ系のジンについては、下記を参照して頂くとして、ズイダム社(オランダ)のオードジェネヴァには、1年、3年、5年がある。5年には別に「コーレンヴィン(樽熟成)」があり、ボトルのリボンが青色だが、このジンは赤色。 このジンは樽貯蔵してい…
英仏海峡のチャンネル諸島に位置する「ガーンジー島」で生産されている。人口は6万5千人位であるが、その立ち位置には驚かされる。フランスのすぐ沖合にあるものの、イギリス王室属領(君主はイギリス女王)である。イギリス(連合王国)に属さず、独自の…
属している「蘭の会」の方から「ハブ酒」を頂いた。折角なので、これを「ジン」と結びつけて見た(強引に)。ハブ酒は、名前のとおり、毒蛇ハブを酒(ラム?)に漬け込んだものであり、ハブ本体がとぐろを巻いて入っているものもある。頂いたものには入って…
これ、ローソンで買いました。地方都市の小さなローソンの小さな棚に、これが並ぶとは・・・。養命酒酒造のクラフトジン「香の森」をベースにして造られた「カクテルジン」です。最近、コンビニに日本のクラフトジンが並ぶようになって・・・、さらにジンのカクテ…
マーティン ミラー氏、一家言ある「ジンこだわり」の人間だった、らしい。そのミラー氏、世の中のジンは物足りない!、自分で納得できるジンを作る!、と立ち上がり、出来上がったのがこのジン(1999頃)。自分の名前がついた理想のジン、最高でしょうね。 …
ジンをやっていると、時々、こういう楽しい物に出会う。① まずは、名前のサンローラン、関係ないと思うけれど、ブランド名だ。② カナダの(クラフト)ジンは結構個性的、これも?。③ ラベルも奇抜だけれど、洗練されている。こう言うジンは、封を切るのがも…