ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

外国のジン

「ブリック ジン」 シンプル、地道・・・今年度の目標です

ドイツのジン。ドイツ語Brickはレンガ、ラベルにもレンガ。レンガならレンガ色にしたら良かったのに。白ラベルにする必要があったのか?ラベルにはEUのオーガニック食品でを示すマーク、ベーススピリッツの材料からボタニカルまで有機農産物です。 ボタニ…

「フェッキン アンビリーバブル アイリッシュ ジン」 エイプリルフールなジン

アイリッシュジンです。アイリッシュには面白いジンが多いのですが、高品質であることも見逃せません。このジンも、「まさに」どころか「超」です。ボタニカルはシンプルで、ジュニパー以外はアンゼリカのルート、カッシアのバーク、コリアンダー、とレモン…

「ジヌエンシス ジン」 丸くなったハリネズミは痛くない。

イタリアは「ジェノヴァ」のジン。歴史ある交易都市ジェノヴァ、ボトルネックには中世に栄えたジェノバ共和国の「聖ジョルジョの赤十字の旗」が掲げられている。ヴェネツィアと覇権を争ったり、ペストで人口が半減したり、その歴史は筆舌に尽くしがたい・・・・・…

「ダンシング サンズ ワサビ ジン」 ワサビは世界共通語

アルコール58%で、しかも「ワサビ」、傷に塩を塗り込むような凄さなのか?。ラベルには、ワサビ色の、ゲキコワな龍の姿が・・・。 ニュージーランド南島のゴールデンベイに近いププ・スプリング(泉)、世界遺産として、また、マオリの聖地として知られる。池…

「キャプテン ジン」 あなたの人生訓は?

日本ではマイワインクラブ(楽天)で扱っているが、そこに商品の説明は無い。ボトルに記載されているwww.slaur.com から辿ると、フランスのSLAUR SARDETという会社の製品らしい。製品リストに「キャプテン ジン」の写真はあるが、ここにも何ら説明は無い。 …

「ラ ディスティラリー ドゥ モナコ ジン ア アグリューム」 浮遊層

モナコ公国の唯一の蒸留所「ラ・ディスティラリー・ドゥ・モナコ」で造られた2020年初のクラフトジン。モナコは地中海に面した都市国家、人口は4万人弱だが、人口密度は世界一、物価も世界一。高級なリゾート地、お金持ちの保養地、タックスヘブンの地。 そ…

「ジンベリーズ ロンドン ドライ ジン」 廃番と言われると急に・・・

だいぶ前に手に入れたものの、飲む機会を逸してしまったボトルが何本かある。この「ジンベリーズ」もその1本。「飲んでみるか」と調べてみたら、「生産/販売終了、廃番」と書かれている。ジンに賞味期限は無いが、紹介するのが遅かった・・・。 スペインのカ…

「バーヒル ジン」 秀樹、感激!

これまた、風変わりなジンを飲むことになった。2011年、アメリカ北東部に位置するバーモント州に「カレドニア・スピリッツ社」が創立された。創業者のトッド氏は養蜂家で、ハチミツをお酒に活かせないかと考えた・・・。たぶん、色々あって・・・ その結果が、「バ…

「キュブラー ハンドクラフト スイス ドライ ジン」 水島新司さんを偲んで

はてさて、風変わりなジンを飲むことになった。まず、「アブサン」から始めます。アブサンについては、当ブログ(下記)でも紹介しましたが、このブログをご覧になっている方にとっては、周知の酒でしょうから、説明は省きます。 フランスに隣接するスイスの…

「グランドメーヌ ジン ビオ」 10年後のBTS

フランスのドメーヌ・フランシス・アベカシス社には、ABK6というコニャックのトップブランドがある。ABK6はアベカシスと読む。アベカシス家の別ブランドが「グランドメーヌ」で、ウオッカとジンがアップされている。 ・・・アベカシス社は、300年の長い歴史を有…

「メイヤーズ ジン」 ウメイヤー・・・かな?

ベルギーの変わったクラフトジン。ジュニパーベリー以外のボタニカルは、コリアンダー、シナモン、アンジェリカ、麦芽、と目玉の「サルナシ」。サルナシについては、下記の【づけジン】「サルナシ」のジン漬けを見て頂きたい。 黒ラベルの厳(いか)つい風貌…

「ナンバーゼロ ロンドン ドライジン」 アロマ、あれま!

0(ゼロ)とO(オー)を区別をするため、ゼロに斜線が引かれることがある。シックな装いのこのロンドンドライジン、斜線付きのゼロです。ただ、ゼロの前のOの下点二つは探求できなかった。デザインですかね。 ジュニパー以外のボタニカル、シナモン、アイリ…

「シェットランド リール シマー ジン」 極寒白夜の ともしび

イギリス(スコットランド)のシェットランド諸島、ブリテン本土のさらに北170kmの島々。北緯60度は、アラスカ、カムチャッカ半島のライン(モスクワ、樺太でも50度)。ケルト前の遺跡があったり、スカンジナビアの植民地であったり、今でも独自の文化が息づ…

「カナビス サティヴァ ジン」 大麻ジン・・・大魔神

このジンを見つけた時はビックリした。ちょうどある芸能人の大麻使用が話題となっていた時だった。その後、入手が困難になっていたので、影響があったのかなと思っていた。が、今は3千円程度で購入できるオランダのクラフトジン。 大麻の抽出物が含まれてい…

「ガーニッシュ アイランド ジン」 クリスマスケーキに合うジン

久しぶりに「やまや」に行ったら、見かけないジン。しかも、安い(700mlで税込み1580円)。ボトルのガラス造形もしっかりして、ラベルも凝っている。コルク栓などの「首回り」のザインも工夫が凝らせれていて、素敵。全体的にスタイリッシュ、こんな安くて良…

「シュリヒテ ウルブラント ジン」 ドライなシュタインヘーガー、☆(ほし)ひとつ

ジンの区分、数年前までは、①(ロンドン)ドライジン、②ジェネバ(系)、③シュタインへーガー(系)、④オールドトムジン(系)の4つ、スロージンを入れれば5つと言うのが一般的だった。今や様々なクラフトジンが出てきて、良くわからん。 シュタインヘーガ…

「ポートベロ ロードジン No.171」 プロが愛する「ロンドン ドライジン」

銘柄の由来は「ロンドン ノッティングヒル ポートベロ・ロードNo.171にあるカクテルバー」、・・・そのものです。バーテンダーらが、カクテルに合う「パーフェクトブレンド」として作り出された究極の「ロンドンドライジン」。 ベーススピリッツ(アルコール源…

「ヨーテボリ オールド ファッションド ジン」 面白うまい、飲んでみて!、落ちるよ!

ヨーテボリ、スウェーデンの西岸に位置し、北海に面した人口52万人の港湾都市。Göteborgをヨーテボリと読む。「スウェーデン語」は、デンマーク語やノルウェー語と通じ合うらしいが、深い歴史的な経緯があるしく、ここで軽率に語る代物ではない。 そのヨーテ…

「ビクトリアンバット ジン シングルカスク」 もうちょっとカスクって!

「ビクトリアンバット」!、個人的に好きなドライジン。この「シングルカスク」、醸造後に樽で熟成されている「付加価値品」。また、オリジナルがalc.47%であるのに対し56.6%と超ハイな一品。かなり凝縮されている。 「シングルカスク」?。「シングル」と…

「ベン ローモンド スコティッシュ ジン」 ちょっと待ってから...

「スコットランド愛」いっぱいのクラフトジン。蒸留所はローモンド湖畔、際(きわ)には「スコットランドの富士山」(ボトルラベルにも描かれれている)。青いボトルはこの山を彩るヘザー(つつじ科の低木)の花のイメージ、そこに位置する蒸留所で造られて…

「ロメオズ ジン」 このジン、呑むと痩せます(痩せるのはアナタではありません)

「芸術の街」、カナダ モントリオールのクラフトジン。ラベルは近代芸術家たちがデザインし、定期的に変わるとか。この日本に入荷したボトルは、Stikki Peaches氏によるもので、モーツァルトを現代風に描いたもの。 ボタニカルはラベンダー、きゅうり、アー…

「デューク ミュンヘン ドライ ジン」 ドイツのスーパードライジン

野草味を感じる香り、ぐぐっと呑むと重厚でうま味のある辛口のドライジン、ほんのり甘みのある素敵な余韻。ショットグラスでストレート、これが最高かも。炭酸で割ってもイケる辛口、肉料理などに合いそう。 ドイツの計算尽くされたクラフトジン。ミュンヘン…

「スローアンズ プレミアムドライジン」 上級ジン民

「スロージン」というジンの種類があって(下記)。その素材が西洋スモモ、アンズはスモモに極めて近い種類なので、このジンは「スロージン」に類するものかと思ったら、全くの勘違い。スローンは人の名前で、スローアン'sで、その人のと言うことらしい。よ…

「Gin&P ジェネピー ジン」 遊んでる大人がわかる?美味さ

イタリアのジン、かなり「私好み」です。イタリアらしい遊び心。それでいて安っぽさは全く無い。不思議な苦みを伴うシトラス感と、あっさりとした上品な甘さ、硬派と軟派を兼ね揃えている。 通販サイトの説明は、「トリノのクラフトジン、ピエモンテ山脈の頂…

「アンクル ヴァルズ レストランティブ ジン」ジンを楽しんで造りたいのですよ

アメリカ、カリフォルニアのジン。「ジン大全」にも掲載されている。どこかにでも掲載されていると有り難い(情報源として)。ジンの中には、ほとんど情報が無いものも多く、その時は、ごまかし、はったりで埋めている。 ワイン、ラム、テキーラなど、手広く…

「ペンダーリン ブレコン ボタニカルズ ジン」 意外?、ウエールズのジン

イギリス、ウエールズの国立公園ブレコン・ビーコンの中に位置する「ペンダーリン蒸留所」で造られている。ウエールズ →→、ウエルッシュ・ウイスキーというのがあるが、ジンはあまり出てこない。イングランド、スコットランド、アイルランドのジンは山ほどあ…

「キュービカル プレミアム ロンドンドライジン」 所詮、仏の手のひらの中

奇抜な四角形ボトル。ただ、単純な立方体ではなく、一部が段差になっている(写真無しです)。ボトルの前面と裏面、さらには蓋の上にも「お釈迦様の顔」の凹凸。ボタニカルに「仏手柑(ぶっしゅかん)」が使われていることにも関係ある?。 「ムギオのお酒探…

「ハマー&サン オールド イングリッシュジン」 実は、ニュー イングリッシュジン

デンマークの「ハマー&サン」社によるジン(生産はイギリスとか)。同社では、「ジェラニウム ジン」も提供している(下記)。「オールド イングリッシュ」の名の通り、「オールド」を売りにしている。① イギリスでジンが台頭してきた1783年のレシピを採用…

「タンカレー マラッカジン」 怪傑ハリマオ

元々は1999年に登場し(写真のラベルとも全く違う)、数年で販売終了となった「タンカレー」の派生。その後ヨーロッパで復刻版も出されたらしい。オリジナルのマラッカには、万単位のプレミアがついている。詳しい経緯はわからないが、今、この1000mlが入手…

「ヒュー(FEW) ブレックファースト ジン」 理解不能なGIN

アメリカ中西部、イリノイ州にある「F・E・W(ヒュー)」蒸留所で造られるジン。当地は、禁酒法発祥の地として知られ、F・E・Wは、禁酒法提唱の中心人物で著名な教育者Frances Elizabeth Caroline Willard(フランシス ウイラード)女史に由来するとのこと。この…