ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ジン専門通販「アラジン」、ランプから出てくるのは魔ジン

アラジン、ディズニー映画を思い浮かべる方も多いか思うが、私は、挿し画の「魔法のランプ」からの「魔神」かな、「アラジン」ストーブも懐かしい。以上の前置きは無かったことにして、なんと!なんと! ジン専門の通販を紹介したい。 ほかの通販サイトの場…

ペッパー警部は肉食系! 「イースト ロンドン ドライジン」

ロンドン、もちろんドライジン発祥の地、ビーフィーターなど、クラシックジンがある中で、クラフトジンによる新たな挑戦も見逃せない。荒廃していた「イースト地区」、今や若者、芸術家の街となり、そこで2013年に生まれたクラフトジンである。 とは言っても…

本 「ジン大全」で、「宍戸大全」が蘇る

「大全」、全てを網羅したと言うことか、表紙にはCOMPLETE、完璧である。2019年3月、「日本ジン協会」監修で出されている。ジンの基礎、歴史、銘柄(日本の17を含む172)、最後に代表的なカクテルも紹介されている。271ページ。完璧。 写真も豊富で、読みや…

天才! 「プエルト デ インディアス クラシック ジン」、スペインだもの

今回は、まず飲んだ感想から。と言うのも、これまでにないスパイスショックを感じたから、香りも味も。たぶん、コリアンダー(パクチー)、これが強烈。コリアンダーが入っているジンは多いが、これだけ意識できるものはなかった。 名前にクラシックとあるが…

裏メニュー「飲む ジン シャーベット」、サクレマルフィー

「マルフィー ジン オリジナーレ」の紹介記事(下記)の中で、レモンをメインにした若い人向きのジン、ちょっと異質!。ではあるものの「美味しく飲めるアイデアが湧いてきた、乞う御期待」と書いた。30℃を越える毎日、やっと実現した。 市販のアイスシャ…

愛ジン録 ① 「2019年上半期」に飲んだジン、ベスト5

2019年の上半期、飲んだジンは、海外27、日本12の計39銘柄であった。銘柄によっては、「ジントニックにすると最高!」などという謳い文句があるが、申し訳ないが、我流の飲み方(基本は常温ストレート)での、しかも駄舌の評価です。 1 「和ジン …

参りました! 別格 「ル・ジン クリスチャン・ドルーアン」

半年近く前に入手したのだが、何となく「もったいなくて」封が切れなかった。気品、威厳、格式・・・、ちょっと畏れ多い。ジン、特にクラフトジンは、ウイスキーメーカーや、(日本では)焼酎メーカーが醸造することが多い。 が、このジンはブランデー、しか…

「ジンとは?」 いい加減な人向き 良い加減?酔い加減?

ちゃんとした「ジン」の定義は、ちゃんとした資料やネット情報を参照して頂きたい。(ブログの体裁上)一応それなりの説明をしますが、酒飲みにとってあまり意味がない。本の「まえがき」みたいなもの、ちょっと我慢して読むべし。 酒には、醸造(じょうぞう…

ジン民のジン民による 「ヘイマンズ ファミリー リザーブ ジン」

ファミリー?、リザーブ(予約)?、何を意味するのか?。ウイスキーにも、ファミリー リザーブと名を付けた銘柄(グランツ)がある。家族のため、大切な人のため、「とっておきの」物ですよ!と言うことか?。限定品?。 実際、瓶にはバッチ(蒸留器)とボ…

【づけジン】 カシスの「ウイルキンソン」漬け、意外な結末

カシス(黒房スグリ、ブラックカーラント)の果実は濃紫色で、アントシアニンなどが多く、健康果汁として、また、スイーツの素材として重宝されている。カシスサワーは居酒屋で人気者だし、ジンベースのカクテルも素敵だ。 カシスの生果は、独特の臭いがあり…

ハッピーになりたい時は 「マルフィ ジン オリジナーレ」

イタリア発のクラフトジン。この「オリジナーレ(オリジナル)」の他に、「マルフィ コン リモーネ」、「マルフィ コン アランチャ」、「マルフィ ジン ローザ」の4種類が販売されている。リモーネはレモン、アランチャは真っ赤な果肉のグレープフルーツで…

【づけジン】 きゅうりの「ヘンドリックス」漬け、カッパさん用

ボタニカル(風味付け)にきゅうりを使用している「ヘンドリックス ジン」、先に紹介したとおり、常温ストレートで楽しませて貰った(下記)。と言うことで、当然のように、きゅうりの【づけジン】に挑戦。どうなることやら? 自家製きゅうり50gに、「ヘンド…

【づけジン】 ラズベリーの 「バートン ジン」漬け、彼女の心はラブベリー

北国では、ラズベリーの収穫時期、初夏だ~。キイチゴの仲間で、甘味と酸味が絶妙。爽やかさが売りですが、ジンとの相性は??。50gにバートンジン100mlで漬けてみた。冷蔵庫に半日、果実の色は変わらず、綺麗です!。 ベリーと言えばストロベリー、ですが…

カッパと朝まで飲み交わす 「ヘンドリックス ジン」

このジン、造り方に特徴があるというものの、基本的にはオーソドックスなロンドンドライジンである。が、最後にきゅうりとバラの花びらのエキスをブレンドした(してしまった)。従来のジンファンにとっては、反則技!。 「ありえへん!!」の世界であるが、…

【づけジン】 フェンネルの 「プリマス ジン」漬け、ウィ!キョー

セリ科のハーブや生薬、その独特の風味は鼻や舌に強烈な印象を残す。例えば、コリアンダー(パクチー)、パセリ、アニスなど、好みが分かれるところでもある。個性が強い。このフェンネルも相当の強者、日本では「ウイキョウ」。 草姿も独特で、柔らかく細く…

ちょい悪る(割る) おジン 「アブジン」+「アブサン」

先に、ヨモギを使った【づけじん】を紹介した(下記)。アブサンもどきである。これを「アブジン」と名付けて、おこがましくも、本物の「アブサン」と比較してみた。アブサンもピンからキリまであるが、今回はキリのチェコ産の一品。 アブサンのアルコール濃…

「ビーフィーター 24」 老舗が造ったクラフトジン

スタンダード(クラシック)ジンである「ビーフィーター」(の会社)が造ったクラフトジン。クラフトブームの中で、老舗が造り出したジン、しかも勝負の赤ボトル。クラフトジンは、特徴を主張して生き残る「戦略」がもとめられる。※当初は赤でなかったらしい…

クラフトジンの火付け役「シップスミス VJOP」、57%は火がつく

あまりにも【???】なジンである。①このラベル何?。②SIP?、SHIPでない。③スミスさんが作った?。④VJOP?、VSOPでない。⑤アルコール57%?。このジン、サントリー扱いなので、これらの?を知るための情報量は比較的豊富だ。 ①蒸留器から白鳥の頭が伸びて…

【づけジン】 南紅梅(熟)の 「プリマス ジン」漬け 猩猩映え

梅酒の季節、スーパーでも梅の果実が並んでいる。最近は(青梅でなく)熟した果実を使った梅酒も人気らしく、今回購入した南紅梅も結構熟している。それを、さらに3日間置いたら、部屋中が甘ったるい空気組成になってしまった。 急いで、「づけジン」にして…

開祖神(ジン)の名を付す 「ボーエ スーペリア スコティッシュ ジン」

ボーエは17世紀のオランダで、「ジン」をはじめて作ったとされる医師「フランツ・デ・ラ・ボーエ」に由来する。その名前を頂いて、スコットランドで作られたクラフトジン。いかにも、クラフト(工人)的なボトルだ。 ボタニカルは13種類、ラベル(裏ラベルの…

凍~るジン 「アイスジン (ドライ ジン トニック)」

サントリーのアイスジンシリーズの定番品。ジンと言えばジントニック、ジンとトニックウオーターで作るカクテル、これを簡単に作ってしまう一品。3倍のソーダで割るだけでジントニックが完成する。しかも、安価に。 私の中で「カクテル」は、ちょっとお洒落…

【づけジン】 アセロラの 「ジンクス オールド トム ジン」漬け 映え

アセロラは、カリブ海の島々(西インド諸島)や、周辺の中南米が原産地である。サクランボに似た深紅の果実を食用とする。ビタミンCが非常に多いとされ、アセロラドリンクは健康飲料として人気が高い。 日本では、最初に導入された沖縄、ほかに鹿児島や、な…

プレミアムで無くったって良いじゃないか 「グリノールズ ジン」

タンカレーとかボンベイサファイアを「プレミアムジン」と称して紹介しているが、最初、何でプレミアムと言うの良くわからなかった。つまり、プレミアムに進化する前のジンがあるということだ。説明になっていない?。 グリノールズジン、「250年受け継がれ…

島の地酒 「ショリゲル ジン」 スパニッシュロンドン

ボタニカルとしてジュニパーベリーしか使っていないジン!、ハードボイルドだ!と思ってみたらこのボトル。ラムとかテキーラとかのイメージ(取っ手もついている)。しかも、スペイン。トロピカルなジンが入っていても不思議でない。 スペインの地中海側に浮…

甘味、雑味、猫味 「ジンクス オールド トム ジン」

「オールド トム ジン」は、現在主流となっている「(ロンドン) ドライ ジン」の前(18世紀)に流行ったジンの類。その当時の製法故の「雑味」を抑えるため、糖分が加えられたと言う。詳しくはWPなどを見て頂くとして、まず飲んでみた。 甘い。しかも、砂糖…

【づけジン】 あぶさん! ぷふぁー よもぎの「プリマス ジン」漬け

酒好きにとって、よもぎ(蓬)と言えばアブサン。「電気ブラン」と並んで、やばい、それでいて恐いもの見たさの「憧れ」の秘酒。そして、水島新司の野球漫画「あぶさん」、バットに酒を吹きかける景浦安武(あぶ)、かっこよかった-~。 海外でも、危険な酒…

手頃なクラフトジン 「桜尾 SAKURAO GIN ORIGINAL」 ★★

2000円★★クラスの「日本のクラフトジン」、タンク容量が小さいクラフトジンの世界で、この価格を設定できるのは、中堅どころ「中国酒造(広島)」の意欲、「クラフトジンを安く提供したい」という想いであろう。 2018年の発売の際、「SAKURAO GIN LIMITED」…

【づけジン】 デトックス第2弾、山ウドの「ペリガンズ ジン」漬け

春の山菜では、先にフキノトウを浸けて「デトックス」を体感した(→ここ)、ただ苦かっただけ?。第2弾はウド。白い軟白ウドもあるが、使ったのは、れっきとした「山ウド」。若葉も含めて天麩羅にすると絶品の肴になる。 山ウドは、沢山皮むきをすると、指…

この統計は正しいのか? 「ペリガンズ ドライ ジン」

スペイン、実はジン大国で、1人あたりの消費量が世界一という統計がある。最近、個性的なクラフトジンを数多く送り出しているのも頷ける。ぶどうの粕を使った蒸留酒「オルホ」など、独特の酒文化を背景に、ジンの世界も特徴的だ。 ジンの消費量が多いと言う…

ジンをビールで割る 「ドッグス・ノーズ」、 割れたのは信頼関係

ジンをビールで割っただけ、これを「カクテル」と言って良いのだろうか?。何でも混ぜれば、カクテルと言うらしいが、(私にとって)カクテルはちょっと薄暗いカウンターで飲むもので居て!欲しい。マティーニとか。 ところが、ビール割りにも「ドッグス・ノ…